生徒さんの良き縁となる同伴者とは
テストの得点アップや偏差値の向上、受験や資格試験の合格といった結果を生み出すためには、まず自分自身の考え方や向き合い方を少しずつ変えていくことが第一歩だと考えています。
そして、その歩みの中でご縁をいただく存在の一つが塾です。塾はあくまで主役ではなく、主役は生徒さんご本人です。その主役がより良く輝けるよう支えることが、私たち講師の役割であり、いわば“同伴者”としての在り方だと思っています。
先日、卒業生で現在は教育関係の仕事に携わっているCさんと久しぶりに会い、こんな話をしてくれました。
「学校とは違う側面で生徒さんと関わってくれる塾の存在は大きいと思います。ただ、生徒さん一人ひとりの状況にしっかり向き合わずに、安心感だけを与えてしまったり、学習内容の提案が形式的になってしまう場面も見かけます。本来は、生徒自身が現状を理解し、どう改善していくかを一緒に考えていくことが大切だと思うんです」
励ますことはもちろん大切です。しかし、それと同時に、「以前はできなかった単元がここまでできるようになった」「このミスを減らすにはどうすればよいか」といった具体的な変化や課題を丁寧に伝え、生徒さん自身が考える機会を持つことが、将来にとって大きな力になると当塾は考えています。
成績が伸び悩むときには、必ず何らかの理由があります。その原因を一緒に見つけ、改善していくことこそが塾の役割であり、その積み重ねが、生徒さんそれぞれの望む結果へとつながっていくのだと思います。
なお、先ほどのCさんに「当塾での経験はどうでしたか」と尋ねたところ、次のように話してくれました。
「成長したと感じることは二つあります。一つは、自分の成績としっかり向き合えるようになったことです。それまでは何とかなると思っていましたが、順位や現状を明確にすることで、危機感を持てるようになりました。そこから計画的に自習に取り組むようになりました。
もう一つは、将来どうありたいかを考える機会が多くあったことです。その中で、まずは勉強を頑張ろうと思えるようになりました。塾の先生の言葉がとても印象に残っていて、今だけでなく、未来の自分の姿を描くことが社会に出て、様々な問題と出会ったときにも力になると思います」
このような言葉をいただけることは、私たちにとって大きな励みです。これからも、生徒さんにとって信頼できる“同伴者”であり続けられるよう努めてまいります。
