英検対策クラスの三つの指針

英検対策クラスを中心に当塾の英語授業についてお話しさせていただきます。

当塾では、3つの指導指針があります。
①英検合格をゴールにしない。
②英語は理論である。
③わかることと、できることは違う

この三つのポイントについて、説明いたします。

①英検合格をゴールにしない。
英検は大学の推薦入試においては、欠かせない資格試験の一つです。ですから「英検さえ合格すれば」と思って入塾する生徒さんも多くいます。しかし、英検は英語の実力をつける通過点であり、これからのグローバル化の時代、ITの技術と共に英語は仕事においても必要な技能です。

鳥の眼、アリの眼

皆さんは鳥の眼、アリ(虫)の眼という言葉をご存じしょうか。ビジネスの世界においてはよく使う言葉です。鳥の眼とは事態を鳥のように空から俯瞰して見ることです。勉強に例えると、目先の問題から、自分が将来やりたい事―願いや志を確かにして勉強に臨む姿勢です。
そして、もう一つのアリの眼とは、目の前の問題をつぶさに見て、階段を一段一段上がるように対応する力を養うことです。何のために英語を勉強するのか、そして具体的にするべき事を決めて実行することを2つの車輪のように勧めていくことです。
塾では、一人一人の1ヶ月の学習目標を決め、具体的なアクション、スケジュールを定め、それが実際はどうだったかを振り返り、来月につなぐようにしています。

②英語は理論である。

英語が苦手な人が口を揃えて言うのが「英語は暗記科目だから面倒だ」との言葉です。確かに単語は覚えなければなりませんが、長文読解においての文構造や基本的な文法は暗記ではなく「こうだから、こうなっている」との理論に基づいています。そして、英語の勉強のやり方として、まず単語・熟語、基本的な文法をしてから長文読解と順番を決めて進めていきます。よく、リスニングが苦手だとの声も聴きますが、長文のリーディングをする時に音読やCDを使ってリスニングを同時にするようにするとリスニングの力がつきます。特に、今はスマホに無料のアプリを入れることができますので、ぜひ活用してください。

③わかることと、できることは違う

よく、わかっていたのに、テストになると点数が取れないと言う人が多いと思います。
これは、その時に理解できたとしてもできるようになるためには、何回も練習を積み、すぐに答えが頭に浮かぶまでにならないとテストでは役には立ちません。さらに英語は長時間するよりも毎日10分、単語を覚えるローティションを継続することで単語量も増えてきます。英語は他の科目と科目の間の隙間に入れて勉強することも可能な科目です。
塾では、上記のような勉強のやり方も含めて、指導しています。「どうせ英語は苦手だから仕方がない」とあきらめる前に「英語の勉強の仕方がある」ことを知って、得意科目にして、前倒しで仕上げることで、高3になった時に理数系の勉強に集中できます。
ぜひ、響ゼミナールの英語の授業を中学生の時から受講しませんか。
無料体験は随時受けつけています。お気軽にお問合せください。