2022年度英検®第1回一次試験合格速報 

●英検®3級合格
神戸市立港島中学校   3年A君(初回合格)
関西学院大学付属中学校 2年B君(初回合格)
         
●英検®準2級合格
啓明学院中学校  3年C君 (初回合格)

●英検®2級合格  
武庫川女子高校  3年Dさん(3回目合格)

塾生の皆さん、おめでとうございます。

当塾の塾生で受験した人の中には、残念ながら不合格の生徒さんもいました。
合格するには合格する理由があり、不合格になるにはそうなる理由が必ずあります。
今回は、いくつかの点からその理由を紹介します。

①気持ち・意識において
目には見えない気持ち、つぶやきがあらゆる結果にも影響しています。
例えば「英検さえ合格すれば、後は楽しく遊べる」「まだ、時間があるし、その内何とかなるだろう」等、思っていなかったでしょうか。
このような気持ちがあると受験した問題用紙に解答を記入して、結果がわかるまでに間違った所をやり直すといった行動になりません。
不合格が続いている人はちょっと立ち止まって見てください。
「あーテストが終わったー」を繰り返していないでしょうか。テストの結果はデータであり、次回に向けて自分の弱点を見つけることができます。
それは、結果が返ってきてからも同じです。「自分が何のために英検を受験して、どうなりたいのか」と切実感のある目的を持たないとすぐに楽な方に流されていきます。

②行動において
英検さえ合格すればいいと、学校のテスト勉強を疎かにしていないでしょうか。
英検受験は単に英検合格が着地点ではなく、英語の勉強は学校のテストであってもつながっています。
英検に初回で合格する人は、学校のテストの点数においても高得点を取っています。
また、勉強の方法において、ライティングは高得点なので、ライティングさえ点数を取れば、合格すると思い込んでいないでしょうか。
確かにライティングは得点率が高いですが、その基礎となるのは、中学レベルの文法でミスがない英文が書けることと、日頃から自分が社会や世界に対して問題意識を持っていないと英文でまとめることができません。
そして、リーデイングを読む時に、何となく感覚で読んでいないでしょうか。
そのような人は、答えさえ合っていればいいと思っているので、前回は取れても、今回は取れなかったというように安定性に欠けます。
長文読解は「精読」―文の意味をしっかり理解できるように単語だけでなく、文構造に基づいて丁寧に読みます。
もう一つは「多読」―自分の実力より少し易しい長文をできるだけ多く読んでいきます。
もちろん、「多読」も大切ですが、その前に「精読」でしっかり英語の意味を読み、確信を持って答えを選ぶようにすることから始めることです。
単語も発音から覚えないとリスニングを何度聞いてもわからない単語はわかるようにはなりません。

以上のような事を継続して実行していけば、必ず合格できます。
当塾でもその事を生徒さんには、ずっと事あるごとに話をしながら、現実の勉強面でも指導しています。塾はあくまで縁(サポート)です。でも、自分ひとりで勉強しているとどうしても、いつもの自分のライフスタイル(勉強方法や生活習慣)になってしまいます。環境を変えて、本気で取り組もうと思う人は、響ゼミナールの夏期講習に参加してきっかけを作ってみませんか!