受験勉強を通して自分が変わったこと-1

3月14日の公立高校入試まで2週間をきりました。中3生の皆さんは、受験という試練に今、必死で向き合っているのではないでしょうか。推薦入試で一足先に合格した塾の仲間の1年の歩みを卒業作文として書いてもらいました。その一部をご紹介し、14日に向けてエールを送りたいと思います。
中3のA君
 受験を通して自分が変わったことといえば、自分の将来について真剣に考えることができるようになったことです。以前までの僕は、自分の夢というものがなく、将来を軽視していたところがあったのですが、受験勉強を通して自分の目指したい職業が見つかりました。自分なりに世界中にいる戦争や飢餓で苦しむ人たちの助けになりたいと思い、カウンセラーという職業に興味を抱きました。
・・・・・・・・・中略・・・・・・・・・・・・
苦しいときや辛いときには自分の夢やこの受験勉強のときを思い出して、懸命に毎日努力を積み重ねていき、いつの日か世界のために活動していきたいと思います。
塾から一言
A君は、ふだんから真面目な生徒さんでした。でも、お母さんは「ちょっと優柔不断な所があってなかなか決断できないんですよ」と言われていました。そのA君が自分の将来の目標を定めてからは前にもまして、熱心に学校でも自宅でも勉強していたことが態度を見ていてもよくわかりました。志を抱くことがいかに大切かを彼から教えてもらいました。(続く)