自宅での勉強の仕方のコツ-1

自宅での勉強の仕方のコツ-1
 保護者面談で、よく保護者の方から「家で全然勉強する姿を見たことがありません」とか「宿題をちゃんとやっているのでしょうか」と質問されます。私の塾では、基本的に週2~3回塾に通ってもらっているので宿題は必ず出すようにしています。その時、留意することは、
①自分でできるようなレベルの問題にする。(場合によっては塾でやったプリントと全く同じプリントを渡すこともあります) 
② 全部できなかったと言われても最初のうちは宿題をすることを第一優先にしてしかることを控える。
③定期テスト1週間前は出さない。
  
といった原則を決めています。
 家で勉強することはほとんどの子どもさんにとって、同じ問題をするにしても塾でするより時間がかかります。それは、身近な所に漫画の本があったり、音楽を聞きながらしていたりで集中力を阻むものが多いからです。また、時には「自分の部屋がないから勉強に集中できないのでしょうか」とのお声も聞きます。
 しかし、ある調査で、子ども部屋で勉強しない子どもの方の学力が伸びているということを聞いたことがあります。親が見ている範囲でたとえば、ダイニングのテーブルなどで子どもさんが宿題をして、お母さんと会話をしながら勉強するといったスタイルを定着させるのも一つの方法です。
 もちろん、「塾で勉強したほうが能率が上がるから自習に来てもいいか」と高校生から言われた時は快諾しています。大切なことは本人の意識が変わるタイミングを見計らうことが一番で、「やろうと思った時に、早く勉強しなさいと言われるとやる気なくすんだから」と子どもさんからの言葉が返ってくることも予想して、親子でルールを決めていくのも一考かと思います。


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